熊本県の限界集落で見つかった在来種大豆「八天狗(はちてんぐ)」を使った定食が東京にお目見えした。渋谷ヒカリエの「d47(ディーヨンナナ)食堂」が、2月15日までの限定メニューで提供する。初日の1月17日には、郷土料理を指導した集落の女性たちが来店し、くまモンを囲んで試食をした。(瀬戸内 千代)
800年前から山伏が水増(みずまさり)集落で食べていたといわれる「坐禅豆(ざぜまめ)」や、ハレの日の鶏汁、熊本地震で被災したマルキン食品(熊本市)製の納豆、地元野菜の酢味噌あえなど、八天狗をふんだんに使った定食は、税込み1550円。ランチとディナーで1日30食限定で提供する。