ミレニアル世代(Millennial Generation=2000年以降に成人、あるいは社会人になる世代)。この世代は、がむしゃら、ガツガツといった「仕事への執着心が少ない」というイメージがある方も多いのではないでしょうか。
実際に、世界最大の会計事務所であり、世界四大会計事務所(Big Four)のひとつであるプロフェッショナルサービスファーム「デロイト・トウシュ・トーマツ」が行った29カ国のミレ二アル世代を対象に実施したアンケート調査によると、ミレニアル世代の44%は「良い選択肢があれば、今後2年以内に現在の雇用先から離職してもよい」と回答していて、期間を2020年までに伸ばすとその数字は66%にまで及び、職場や雇用への執着は低いことがわかります。
しかしながら、一方では、フルタイムで働く約3,200人を対象にした「デロイト・トウシュ・トーマツ」の別の調査で、副業をしていると答えたのは全体の29%、18歳から24歳は約39%、25歳から34歳は約44%。ミレニアル世代の副業率は全体の29%よりもはるかに上回っています。ミレニアル世代は、就業時間以外でも労働をいとわない働き者が多いのです。