
3月7日、太陽グラントソントン(東京・港)は、36カ国の中堅・中小企業を対象に雇用や国際取引について調査し、日本は経営幹部の女性比率が最下位だったと発表した。調査対象国の経営幹部の女性比率の平均は25%で、過去の調査結果から最高の比率になった。日本の比率は7%であり、36カ国で唯一比率が一桁だった。調査は2004年から開始し今回で10回目となるが、10回連続の最下位だったという厳しい結果を示している。(松島 香織:オルタナ編集部/Sustainable Brands Japan)
太陽グラントソントンは、会計コンサルティング準大手のGrant Thornton(英国・ロンドン)の加盟事務所だ。Grant Thorntonは中小のオーナー企業を主な顧客としており、日本での調査は、従業員数100から750人の中堅・中小企業2000社に、2016年8月から9月に郵送して実施した。