
500カ所の菜園開設とCO2排出量3%減
世界中90か国以上で3,500軒以上のホテルを展開するアコーホテルズ(本社・パリ)が、サステナビリティ推進プログラムに着手して1年が経過した。特に「フード&ドリンク」と「エネルギー効率の改善」の2分野に注力した。前者の取り組みでは、500カ所以上の菜園を開設し、この1年で食品廃棄物を6割減らした。後者では、グループ全体のエネルギー消費を2.4%、CO2排出量を3%削減できたという。
現在進められているのは2011年から始まったサステナビリティ推進プログラム「プラネット21」の第2段階。同社のサステナビリティ部門責任者・アーノード・ハーマン氏は「第2段階初年は、テクノロジーを取り入れ、試しながら学ぶ『テスト・アンド・ラーン』に尽力した1年だった」と振り返る。