炎上するCM、しないCMの違いは? (上)

サステナブル・ブランドの作り方 第11回

こんにちは、サステナブルビジネス・プロデューサーの足立です。今回は最近ちょっと話題になっているテレビCMに関連した話題を取り上げたいと思います。

既にご存知の方も多いかと思いますが、とある日本企業のオムツのコマーシャルがSNSで炎上しました。初めての育児に奮闘するママを応援する感動的なCMを意図していたのだと思うのですが、赤ちゃんの世話や家事でてんてこ舞い、すべてを1人でこなすお母さんの姿を見た視聴者からは「ワンオペ育児を推奨するのか!?」と非難ごうごうなのだそうです。

実際このCMではお母さんが1人でなんでもしていて、一瞬「もしかして母子家庭?」と思ってしまうほどなのですが、よく見てみると、父親らしき人の後ろ姿も少しだけ登場します。けれどもそのお父さんや周りの人が、お母さんを助けてくれる状況はなぜかまったく出て来ません。

そして「ママは泣いちゃダメだって思ってた」「ママは強くなきゃダメだって思ってた」という歌詞が流れる中、苦しげな表情のお母さんがポロッと涙を流し、最後に「その時間が、いつか宝物になる」というキャプションが出て終わります。

続きは「サステナブル・ブランド ジャパン」サイトへ

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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キーワード: #CSR

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