原科幸彦学長のリーダーシップのもと、学長プロジェクトを推進しています。千葉商科大学では社会科学系の総合大学として、2017年度より学長の掲げる基本戦略の下、研究・社会貢献について次の4つのプロジェクトを推進中です。
「会計学の新展開」
「CSR研究と普及啓発」
「安全・安心な都市・地域づくり」
「環境・エネルギー」
という4テーマから、地域を志向した持続可能な社会づくりや大学としてSDGsへ貢献することをめざしています。
また、環境目標の実現のための「ハードウェア、ソフトウェア、ハートウェア」という3つの柱に特色があります。
“ハードウェア”では、メガソーラー野田発電所のパネル増設やキャンパスの照明のLED化
“ソフトウェア”ではEMS(エネルギーマネジメントシステム)を導入し、学内のエネルギーを見える化
そして、具体的行動につながる意識変革を目指す”ハートウェア”では、大学とともに自然エネルギー100%大学をめざす学生団体を発足。利用していない教室の照明や冷暖房の消し忘れをチェックする節電パトロールの実施や夏の打ち水イベントによる省エネ行動の啓発、グリーンカーテン設置による消費エネルギーの抑制などを企画・実施。
■ハートウェアの時代
この3番目のハートウェア、つまり、具体的行動につなげる意識の醸成が重要です。なぜなら、SDGsの「つくる責任、つかう責任」に示す12.8のターゲットがありますが、これに直結するからです。
12.8 2030年までに、あらゆる場所の人々が持続可能な開発および自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする。
目標12は英語では、Responsible Consumption and Production
つまり持続可能でないものは作らなくて良いという含意のある強力な目標です。

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