「脱プラできない俺たち」町工場のSDGs戦略

「脱プラ」が叫ばれる中、愛知県西尾市でプラスチック成形を手掛ける町工場の2代目社長らが、廃プラスチックの油化事業に取り組み始めた。地域の農林漁業者とも連携して、海洋汚染の元とされる漁網やビニールハウスのシートなども発電用の油にリサイクル。「小さな会社が小さいなりに地域に貢献して、未来への責任を果たしていきたい」と、小学校の出前授業などにも走り回っている。(オルタナ編集委員=関口威人)

愛知県西尾市の「壱武工業所」社長の竹口達也さん(左)とコンサルタント役の中根智幸さん
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関口 威人(オルタナ編集委員)

中日新聞記者を経て2008年からフリー。名古屋を拠点に防災、環境、経済、地方自治、科学技術などをテーマに走り回る。一般社団法人なごやメディア研究会(なメ研)代表理事、サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」編集委員、日本環境ジャーナリストの会(JFEJ)正会員、NPO法人「震災リゲイン」理事。

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