
「自分が大人に無事になれたからもういい、というような考えをもってしまう大人がいる」「一人が関心を持てばもう一人も関心を持って…みんなが関心を持てればそれが良い未来だと思う」――動画では、都内の小学校で環境問題に関するクラブ活動を行う小学5年生4人が、気候変動など環境問題に関して率直な意見を語っている。
動画を制作した背景について、同社経営戦略部コーポレートコミュニケーション課の安間美央課長は以下のように話す。
「(ユーグレナは)健康食品や化粧品事業、バイオ燃料開発など多岐にわたる事業を展開しているが、その背景には、未来を生きる子どもたちのためという共通した目的があるということを伝えたい」
公開から約2週間で動画視聴数は7000回ほど。SNSのツイッター上では「一言一句が重たい」「耳が痛い」「いま企業に求められている素晴らしい要素がつまっている」などの声がよせられている。
同社内では「初心に戻れた」など経営理念の理解を促進する反応があるという。自社のビジョンを社内外に発信するツールの一つとして、動画やSNSの活用が注目される。