編集長コラム)ブラジルの森林火災と「絶望の林業」

アマゾンではかつてない規模の森林火災が起きています。ブラジル国立宇宙研究所(INPE)によると、ブラジルの森林火災の発生件数は2018年の同時期と比べて85%も増えました。

アマゾンでは7~10月が乾季のため、森林火災が起きやすいそうです。しかし、その多くは森林を焼いて放牧地や大豆などの畑を作る「焼き畑」農業によるものとNGOは指摘しています。

その責任の一端は日本にもあります。
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森 摂(オルタナ編集長)

森 摂(オルタナ編集長)

株式会社オルタナ代表取締役社長・「オルタナ」編集長 武蔵野大学大学院環境学研究科客員教授。大阪星光学院高校、東京外国語大学スペイン語学科を卒業後、日本経済新聞社入社。編集局流通経済部などを経て 1998年-2001年ロサンゼルス支局長。2006年9月、株式会社オルタナを設立、現在に至る。主な著書に『未来に選ばれる会社-CSRから始まるソーシャル・ブランディング』(学芸出版社、2015年)、『ブランドのDNA』(日経ビジネス、片平秀貴・元東京大学教授と共著、2005年)など。環境省「グッドライフアワード」実行委員、環境省「地域循環共生圏づくりプラットフォーム有識者会議」委員、一般社団法人CSR経営者フォーラム代表理事、日本自動車会議「クルマ・社会・パートナーシップ大賞」選考委員ほか。

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キーワード: #地球温暖化#林業

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