世界の超一流選手が立ち向かう社会問題とは

東京オリンピック・パラリンピック大会までいよいよ1年をきり、ますますスポーツへの注目が集まるなか、「スポーツの社会的責任」と向き合うコラム「責任ある熱狂~Responsibly Fanatic~」の初回記事として、弊社が企画をサポートしている非営利団体 Sport For Smile が東京オリパラ大会に向けて海外のNGOと連携して実施していくプロジェクト(ソーシャル・キャンペーン)についてご紹介したいと思います。

“It’s a Penalty” (IAP)というメガスポーツイベントに特化した「子どもを虐待・搾取・人身取引から守る」キャンペーンで、2014年のブラジルでのFIFAワールドカップから始まり、オリパラ大会では、リオと平昌の2大会で、IOCの賛同のもと各組織委員会とも連携して実施されてきました。NFL(米アメリカンフットボール)の冠イベントであるスーパーボウルでは、賛同したボランティアの協力により、18名の行方不明の子ども達を保護した実績もあります。

おそらく日本の多くの方にとっては、あまり馴染みがないかと思いますが、実は、皆さんもよくご存知の超有名アスリートたちが賛同し協力している活動で、陸上のウサイン・ボルト氏やキャシー・フリーマン氏(アテネ五輪の最終聖火ランナー)、映画『インビクタス』主人公モデルとなったフランソワ・ピナール氏や元ブラジル代表サッカー選手ダビッド・ルイス氏、パラリンピック・金メダリスト、そして元NFL選手など、錚々たるアスリートがPVで呼びかけて、「虐待・搾取・人身取引」といった ”犯罪” の兆候についてスポーツファンや市民を啓発し、通報アクションを喚起する、というものです。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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