米ユナイテッド航空、脱炭素化へ4000万ドル投資

航空業界では、CO2の排出削減が喫緊の課題だ。国際航空運送協会(IATA)は、「カーボンオフセットと削減スキーム(CORSIA)」の実現に向け、①2050年までに2005年比でCO2排出を50%削減する②2009年から2020年まで燃費効率を年1.5%向上③2020年以降航空機のCO2排出量に上限を設ける――という3点を柱とした行動計画を策定している。

リンク:IATA、航空機のCO2排出量抑制を各国政府に要請

ユナイテッド航空が昨年9月に公約した2050年までのCO2半減も、この行動計画に沿ったものといえる。

同社のスコット・カービー社長は今回発表した技術開発投資について、「気候変動に立ち向かう革新を先導する航空会社になることを目指している」と述べている。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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