寛容さ伝える「注文をまちがえる料理店」

■オルタナ本誌59号 ソーシャルデザイン最前線から(福井崇人)

「注文をまちがえる料理店」

料理は人を幸せにします。

以前、カンボジアにある高級カンボジア料理店「ロムデン」に行きました。フランスのNGOが運営し、身寄りがなかったり、虐待を受けたり、少数民族で迫害を受けたりした青少年たちに、雇用の機会と職業技術を与えるためのレストランです。

ホールスタッフのエプロンが可愛らしく、「生徒」と「先生」と文字でデザインされていました。料理は忘れられないくらい美味しかったです。

今回ご紹介するのは、「カンヌライオンズ2019」デザイン部門でシルバー受賞、ACCのマーケティング・エフェクティブネス部門の最高賞である総務大臣賞/ACCグランプリに選ばれた「注文をまちがえる料理店」(一般社団法人「注文をまちがえる料理店」)です。

ここでは認知症の方がホールスタッフとして働いています。お客様の方がそのことを認識しているので、大きなトラブルはありません。

*この続きは雑誌「オルタナ」59号(第一特集「動物福祉(アニマルウェルフェア)のリスクと機会」、12月17日発売)に掲載しています。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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