地球環境の未来について、危機的な話を聞かない日はほとんどないこの頃。海洋もまた、危機に瀕しています。豊かな海は、数十億の人々に食料を提供し、気候を安定させ、地球上の命を維持する上で重要な役割を果たしています。

でも今週、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が発表した特別報告書では、気候危機によって海も危機にひんしていることを示す厳しい科学的証拠が挙げられていました。

人が化石燃料を燃焼させることで大気に放出しているCO2は 地球を温暖化させます。これによっていま、氷床と氷河が驚くべき速度で溶け、海面が上昇し、数百万人が避難せざるをえなくなる恐れがあります。 

A polar bear moves along sea ice in Baffin Bay.
Greenpeace crew and guests travel through Sam Ford Fjord, near Clyde River, Nunavut, to deliver solar panels in Clyde River.

CO2は海にも吸収されていきます。それは海にとっては好ましくないことです。なぜならCO2を吸収すればするほど海はより酸性になり、酸性の海は、温かい海に生息する美しいサンゴ礁や殻をもつ生物をはじめ、さまざまな動物、植物プランクトンの 成長や繁殖に悪い影響を与えるのです。

海の生きものたちの危機は、気候を安定させる地球のシステムの危機でもあります。 海の生物は、炭素を取り込んで蓄え、海の中に閉じ込めます。

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