プラごみ汚染、幽霊漁具対策が急務に

【連載】人と魚の明日のために

海洋汚染を引き起こすプラスチックごみの中には、漁業が関連するものも多い。

故意に、あるいは意図せずに海に流れ出すプラスチック製の漁網や養殖場などで使われる「うき」などで、量は非常に多く、クジラなどの海洋哺乳類やウミガメ、魚など、海の生物の生息に大きな影響を与えていることが分かってきた。漁業は、プラスチック汚染の被害者であるとともに、加害者でもあるということだ。

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ida_tetsuji

井田 徹治(共同通信社編集委員兼論説委員/オルタナ論説委員)

記者(共同通信社)。1959年、東京生まれ。東京 大学文学部卒。現在、共同通信社編集委員兼論説委員。環境と開発、エネルギーな どの問題を長く取材。著書に『ウナギ 地球 環境を語る魚』(岩波新書)など。2020年8月からオルタナ論説委員。

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