一般社団法人CSRコミュニケーション協会は11日、CSRサイトの情報充実度で格付けした「サステナビリティサイト・アワード2021」を発表した。最優秀賞には、大和ハウス工業、積水ハウス、東ソー、日本碍子、ロームの5社が輝いた。同アワードでは、国内全上場企業と非上場大手3863社のサステナビリティサイトを対象に情報充実度を独自の視点から調査した。
5回目となる同アワードでは、「トップメッセージ」「サステナビリティ戦略」「リスクと機会」「ステークホルダーエンゲージメント」「目標と実績」「コーポレートプロフィール」「ウェブアクセシビリティ」「サイト特性」――の8つの視点で優れたサステナビリティサイトを調べた。
最優秀賞のゴールドには2年連続受賞の大和ハウス工業に加えて、積水ハウス、東ソー、日本碍子、ロームの5社が輝いた。審査委員長を務めたCSRコミュニケーション協会代表理事の安藤光展氏は、「大和ハウス工業は圧倒的な情報量、コンセプトの分かりやすさ、独自性などがあった。さらにマイナス要素がほぼなかったことも評価につながった」と話す。
DX時代のサステナビリティ開示、求められる3つの視点
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