以前から個人的に興味を持っていたホースロギング(馬搬)だが、実際に見るのは初めてだった。尾根の平坦な場所だったせいもあるが、想像していたよりもスピーディに運べるのに驚いた。
なによりも山を傷めないし、騒音も排気ガスもないのが良い。アファンの森は、30年以上にわたる森を再生する段階から、復活した森の恩恵を積極的に活かす段階に入ろうとしている。ホースロギングは、そうした森づくりに欠かせないものになる。
また、馬搬だけでなく馬とのふれあいや馬とともに旅に出るマウンテンサファリ、森の癒しと馬の癒しの融合、馬で田畑を耕すことなど、観光・レジャー的な取り組みも掛け合わせアファンの森の恩恵を活かしていくことで、かつての日本の里山で見られた人と馬が織りなす生き方を復活させ、なつかしい未来をつくることができる。
