「再エネへの切り替えに伴い、当然コストは上がるが、気候変動対策をしない方がリスクになる。米国などでは、化石燃料由来の電力価格よりも再エネ由来の電力の価格が安くなるという、逆転現象も起きている。気候変動が危機的な状況のなか、『カーボンニュートラル』を2050年よりも前倒しして、早期に達成する必要があると考えている」(西田執行役員)
3月にLINEとの経営統合を控えるZホールディングスグループは、2021年度中に中長期の環境目標を発表する予定だ。使用電力の100%再エネを目指す国際イニシアティブ「RE100」や、気温上昇を1.5度以内に抑えることを目指す「SBTi(科学的根拠に基づく目標イニシアティブ)」への加盟も視野に入れる。
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