NPOのマネジメント改善で社会課題の解決目指す

「2020年度 トヨタNPOカレッジ『カイケツ』」の参加者と講師ら

トヨタ財団は1月22日、トヨタ自動車の問題解決手法をNPO向けに伝える「2020年度 トヨタNPOカレッジ『カイケツ』」の成果発表会をオンラインで開催した。8カ月にわたり組織の問題解決に取り組んできたNPOの代表者は、それぞれ掲げたテーマに対する「問題解決」のステップを「A3資料1枚」にまとめ、その成果を発表した。

トヨタ財団は、助成金を拠出するだけでなく、NPOに問題解決力を身に付けてもらうことを目的に、2016年から「トヨタNPOカレッジ カイケツ」を開催している。

トヨタの問題解決は、「テーマ選定」「現状把握」「目標設定」「要因解析」「対策立案」「対策実行」「効果の確認」「標準化と管理の定着」の8ステップからなる。この一連のステップをA3用紙1枚にまとめていくのが特徴だ。

今期は12団体がカイケツに参加し、グループワークと各組織での実践を通じて、トヨタの問題解決手法を会得していった。

コミュニケーション不足で業務にばらつき

yoshida

吉田 広子(オルタナ副編集長)

大学卒業後、米国オレゴン大学に1年間留学(ジャーナリズム)。日本に帰国後の2007年10月、株式会社オルタナ入社。2011年~副編集長。執筆記事一覧

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キーワード: #NPO#SDGs

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