日本初、NPOをDAOに 資本調達の選択肢広がる

記事のポイント
①日本で初めて非営利組織を「DAO」化するプロジェクトが始まった
②株式を発行できないNPOは事業規模を拡大するには大口寄付に頼っていた
③NPOがトークンを発行できるようになれば資本調達の可能性が広がる

起業支援を行うガイアックス(東京・千代田)はこのほど、日本で初めてブロックチェーン技術を使ってNPOの組織形態を「DAO」に移行する取り組みを開始したと発表した。DAOとは定められたルールに則って自律し、自動で動き続ける組織形態を指す。NPOがトークンを発行できるようにして、寄付以外での資本調達の選択肢を広げる。(オルタナS編集長=池田 真隆)

社会課題を中心に多くの関係者が集うようになる *クリックすると拡大します
M.Ikeda

池田 真隆 (オルタナS編集長)

株式会社オルタナ取締役、オルタナS編集長 1989年東京都生まれ。立教大学文学部卒業。 環境省「中小企業の環境経営のあり方検討会」委員、農林水産省「2027年国際園芸博覧会政府出展検討会」委員、「エコアクション21」オブザイヤー審査員、社会福祉HERO’S TOKYO 最終審査員、Jリーグ「シャレン!」審査委員など。

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キーワード: #NPO#SDGs

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