記事のポイント
①日本で初めて非営利組織を「DAO」化するプロジェクトが始まった
②株式を発行できないNPOは事業規模を拡大するには大口寄付に頼っていた
③NPOがトークンを発行できるようになれば資本調達の可能性が広がる
起業支援を行うガイアックス(東京・千代田)はこのほど、日本で初めてブロックチェーン技術を使ってNPOの組織形態を「DAO」に移行する取り組みを開始したと発表した。DAOとは定められたルールに則って自律し、自動で動き続ける組織形態を指す。NPOがトークンを発行できるようにして、寄付以外での資本調達の選択肢を広げる。(オルタナS編集長=池田 真隆)