【連載】ソーシャルデザイン最前線

ある年の8月の夜、大丸京都店の屋上で、ユニークな盆踊り風ダンス「リカミック」を披露した。「リカミック」は、京都造形芸術大学の学生たち、大丸京都店、女優・伊原六花さんとのコラボレーションで生まれ、健康増進や認知症予防にもつながることを目的に開発された。

リカミックの特徴は、手を大きく横に広げる「大文字」、背筋を伸ばす「京都タワー」の動きなど、踊りと運動の要素が組み合わされている

厚労省によると、2005年は65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症発症すると推計されている。私の親戚も認知症が原因で永眠したことも動機となり、「京都らしい健康増進」をテーマに、大学の社会実装プロジェクトとして挑戦してみた。

脳医学者の東北大学加齢医学研究所瀧靖教授に健康面の監修で協力いただき、認知症予防のための5つの必要条件を学んだ。

  1. 1日30分間動く
  2. 人に見られる
  3. 三世代と交流
  4. 好奇心
  5. 継続