調達する肉や卵、法令遵守できていますか?

【連載】アニマルウェルフェアのリスクとチャンス(3)

1月21日、環境省と農林水産省が連名で通知「農場における産業動物の適切な方法による殺処分の実施について」を出した。畜産場では弱ったり、生産性を失ったりした動物を農場内で殺処分する必要がある。その際に動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護法)に違反した殺処分方法がとられていることが確認されたため、各自治体は指導を徹底し、指導に従わない場合は告発も視野に入れよ、というものだ。この通知は、肉や卵などを調達する企業にも関わりがある。

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岡田 千尋(NPO法人アニマルライツセンター代表理事/オルタナ客員論説委員)

NPO法人アニマルライツセンター代表理事・日本エシカル推進協議会理事。2001年からアニマルライツセンターで調査、戦略立案などを担い、2003年から代表理事を務める。主に畜産動物のアニマルウェルフェア向上や動物性の食品や動物性の衣類素材の削減、ヴィーガンやエシカル消費の普及に取り組んでいる。【連載】アニマルウェルフェアのリスクとチャンス

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