■今さら聞けないサステナビリティ重要単語:オーガニック■

コロナ禍のステイホームで料理をする人が増え、食に対する意識が高まっています。「オーガニック」は「有機」の意味で、一般的には農薬や化学肥料を使わない有機農業など農林水産業や加工方法のことを指します。

最近では野菜の他、コットンやコーヒーなどでもオーガニックの商品が販売されています。

有機農業の原点は、「環境に配慮し、生物の多様性による生態系のバランスや土づくりを重視した持続可能な農業の実現」にあります。

日本の有機農業推進法における有機農業の定義は「化学的に合成された肥料及び農薬を使用しないことならびに遺伝子組み換え技術を使用しないことを基本として、農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減した農業生産の方法を用いて行われる農業」とあります。

日本の有機農業は欧州などに比べ遅れていましたが、2015年にSDGs(持続可能な開発目標)が採択され、環境保全や生物多様性、CO2の貯留による地球温暖化抑制効果の高さなどから注目が集まり、積極的な推進策が動き始めました。

国際的な規模で有機農業推進活動を行っているIFOAM(国際有機農業運動連盟)は、オーガニックの原則として「生態系」「健康」「公正」「配慮」の4項目を掲げています。

オーガニックが広がることにより、人や動植物、微生物などすべての生命にとってより良い生態系が保たれ、平穏かつ健全な自然環境・社会環境が実現します。