サステナ経営検定テキストから:オーガニック/有機農業

*この記事は「サステナ経営検定(サステナブル経営/CSR検定)3級公式テキスト2023年版(2022年11月30日発売)」から抜粋しています。テキストの購入はこちら、サステナ経営検定についてはこちら

第4章:必須キーワード
4-6:オーガニック/有機農業

国内外で有機農業はどのように発展してきたか

日本では戦後、農業の工業化という掛け声の下、化学肥料が普及し、作業の効率化と共に収穫量の増加をもたらした。一方で、ミネラルの不足や栄養の偏りによって土壌のバランスが崩れ、病虫害の発生、連作障害が拡大し、農薬の大量使用につながることになった。

その結果、堆肥などによる土づくりがおろそかになることによって、生物多様性も失われ、化学肥料と農薬の大量使用という悪循環に陥り、作物が育たない連作障害(嫌地現象)が多数みられるようになった。

こうした時代背景の中で、1971年に設立された「日本有機農業研究会」が名称を含め有機農業の推進を提唱したと言われている。有機農業の原点は「環境に配慮し、生物の多様性による生態系のバランスや土づくりを重視した持続可能な農業の実現」にある。

有機農業にはどのような問題点があるか

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サステナ経営検定

サステナ経営検定

「サステナ経営検定」は、多くの企業や組織が持続可能(サステナブル)になるために、CSRの意義とメリットを広め、実践してもらうこと、また検定合格者が健全で生産性や競争力が高い社会の実現に貢献することを目指しています。「サステナ経営検定」は、1級~4級まであります。1級試験は秋、2~3級試験は春と秋、4級試験は毎月実施しています。

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