サステナ経営検定テキストから:自然エネルギーとRE100

*この記事は「サステナ経営検定(サステナブル経営/CSR検定)3級公式テキスト2023年版(2022年11月30日発売)」から抜粋しています。テキストの購入はこちら、サステナ経営検定についてはこちら

■SDGsにもクリーンエネルギーとして推奨

自然エネルギーは一般的に太陽光、風力、水力、バイオマス、地熱など自然由来のエネルギーを指す。「再生可能エネルギー」と同義語ですが、「再生可能」は難解な用語であるため、本書では自然エネルギーの名称を使用する。

ただし、「再生可能」の意味を知っておくことは重要だ。これは英語のrenewable(リニューアブル)の訳語で、およそ「使ってもまた自然の力で補給される」という意味である。SDGsの目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」では、2030年までに世界のエネルギーミックスにおける自然エネルギーの割合を大幅に拡大させることがターゲットとして定められている。

日本では2003年、電力会社に一定の自然エネルギーの導入を義務付けるRPS制度が導入されたが、義務量が低く設定されたため、導入がほとんど進まなかった。その中で、2012年7月に施行された再生可能エネルギー特別措置法によって自然エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)が始まり、日本の自然エネルギー産業にとって大きな転機になった。

気候変動対策の切り札の1つ

*この続きは「サステナ経営検定(サステナブル経営/CSR検定)3級公式テキスト2023年版」に掲載しています。テキストのご購入はこちら

サステナ経営検定

サステナ経営検定

「サステナ経営検定」は、多くの企業や組織が持続可能(サステナブル)になるために、CSRの意義とメリットを広め、実践してもらうこと、また検定合格者が健全で生産性や競争力が高い社会の実現に貢献することを目指しています。「サステナ経営検定」は、1級~4級まであります。1級試験は秋、2~3級試験は春と秋、4級試験は毎月実施しています。

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