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第4章:必須キーワード
4-10:海洋プラスチックごみ問題
■70年間でプラスチックの生産量は200倍に
ナイロン(衣類)、ポリエチレンテレフタレート(飲料用ペットボトル)、ポリプロピレン(台所用品など)、発泡スチレン(発泡スチロール)などのプラスチック類は、日本でも高度成長期に普及し始め、私たちの生活の中で便利な存在として浸透してきた。全世界のプラスチックの生産量は年々増加しており、1950年代に約200万㌧だった生産量は2015年には4億㌧に達している。
■ダボス会議で「海洋プラごみが魚類を上回る」と発表
2015年には「世界中の海には毎年推定800万㌧のプラごみが流れ出ている」という論文が米学術誌サイエンスに掲載され、翌2016年1月の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)では、「海洋プラスチックの総量が2050年までに海の魚類の重量を上回る」という発表がなされた。
■世界各国で使い捨てプラスチックの規制進む
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