サステナ経営検定テキストから:海洋プラスチックごみ問題

*この記事は「サステナ経営検定(サステナブル経営/CSR検定)3級公式テキスト2023年版(2022年11月30日発売)」から抜粋しています。テキストの購入はこちら、サステナ経営検定についてはこちら

第4章:必須キーワード
4-10:海洋プラスチックごみ問題

70年間でプラスチックの生産量は200倍に

ナイロン(衣類)、ポリエチレンテレフタレート(飲料用ペットボトル)、ポリプロピレン(台所用品など)、発泡スチレン(発泡スチロール)などのプラスチック類は、日本でも高度成長期に普及し始め、私たちの生活の中で便利な存在として浸透してきた。全世界のプラスチックの生産量は年々増加しており、1950年代に約200万㌧だった生産量は2015年には4億㌧に達している。

ダボス会議で「海洋プラごみが魚類を上回る」と発表

2015年には「世界中の海には毎年推定800万㌧のプラごみが流れ出ている」という論文が米学術誌サイエンスに掲載され、翌2016年1月の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)では、「海洋プラスチックの総量が2050年までに海の魚類の重量を上回る」という発表がなされた。

世界各国で使い捨てプラスチックの規制進む

*この続きは「サステナ経営検定(サステナブル経営/CSR検定)3級公式テキスト2023年版」に掲載しています。テキストのご購入はこちら

サステナ経営検定

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「サステナ経営検定」は、多くの企業や組織が持続可能(サステナブル)になるために、CSRの意義とメリットを広め、実践してもらうこと、また検定合格者が健全で生産性や競争力が高い社会の実現に貢献することを目指しています。「サステナ経営検定」は、1級~4級まであります。1級試験は秋、2~3級試験は春と秋、4級試験は毎月実施しています。

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