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第3章:社会や地域と共に働くということ
3-2:NGO/NPOとはどんな存在か
社会が多様化するとともに、われわれの生活環境が刻々と変わりつつある。地域社会の変化は、例えば地方部では過疎化や少子高齢化、都市部では子育てや生活困窮者の問題を生み出している。同時に地方部と都市部の格差はさらに広がり、さまざまな社会課題が深刻さを増し始めている。
従来の画一的な施策だけでは解決できなくなっており、政府もその状況に対応すべく、地域の状況に合った施策が実施できるようにと、地方分権をはじめとする新たな施策を積極的に進めている。しかし、従来の取り組みをベースとした行政施策や企業のサービスだけでは対応しきれない課題も多く、新たな取り組みへの期待が高まっている。
そのような中で、市民が自発的に、自らの発意を基に解決のための取り組みを行う、NGO(非政府組織)やNPO(非営利組織)への期待はますます大きくなっている。
■行政では解決できない課題にNPOが挑戦
■他セクターとの連携が今後の課題
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