サステナ経営検定テキストから:企業と人権

*この記事は「サステナ経営検定(サステナブル経営/CSR検定)3級公式テキスト2023年版(2022年11月30日発売)」から抜粋しています。テキストの購入はこちら、サステナ経営検定についてはこちら

第2章:社会の中での企業の役割
2-9:企業と人権

人権とは

人権はこの世の全ての人々が生まれながらにして平等に占有し、ほかに譲ることができないものである。人間らしく尊厳を持って生きる権利は、どんな理由があっても侵害してはならず、侵害されれば防御すべきものだ。

この思想に立脚した世界人権宣言が1948年に国連で採択され、以後70有余年の間に幾多の国際人権規準が発展してきた。人種差別撤廃条約、国際人権規約(社会権規約・自由権規約)、拷問等禁止条約、児童の権利条約、障害者権利条約などが制定された。

日本はこれらの条約の順守にコミットしている事実を厳粛に認識しておこう。さらに人類には、貧困、争乱、難民・移民、環境破壊、感染症などの取り組むべき人権課題が残されている。

企業に求める人権尊重の責務

*この続きは「サステナ経営検定(サステナブル経営/CSR検定)3級公式テキスト2023年版」に掲載しています。テキストのご購入はこちら

サステナ経営検定

サステナ経営検定

「サステナ経営検定」は、多くの企業や組織が持続可能(サステナブル)になるために、CSRの意義とメリットを広め、実践してもらうこと、また検定合格者が健全で生産性や競争力が高い社会の実現に貢献することを目指しています。「サステナ経営検定」は、1級~4級まであります。1級試験は秋、2~3級試験は春と秋、4級試験は毎月実施しています。

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