サステナ経営検定テキストから:SDGsと消費行動

*この記事は「サステナ経営検定(サステナブル経営/CSR検定)3級公式テキスト2023年版(2022年11月30日発売)」から抜粋しています。テキストの購入はこちら、サステナ経営検定についてはこちら

第3章:社会や地域と共に働くということ
3-6:SDGsと消費行動

ノーベル平和賞を受賞した環境保護活動家の故ワンガリ・マータイ氏は、次のように述べている。

「今、私たちのライフスタイルを変える努力をしなければ、資源の争いから対立が生まれる。対立や戦争を未然に防ぎ、世界を平和に保つただ1つの方法として、環境をはぐくみ、資源を責任ある方法で持続可能に管理していくことが求められている」

私たちの生活は消費行動によって営まれ、自分のライフスタイルを決めるとともに、国内外の生産者や販売者など、さまざまな人や社会に影響を及ぼす。情報化社会の広がりにより、消費はより多様化しており、自覚ある消費行動、主体的な意思決定がさらに求められている。

持続可能な社会とは、環境保護や物的・人的資源の有効活用と同時に、平和で争いのない世界という意味も含まれている。こうした社会に向け、事業者や行政の働きとともに、個人の消費行動が鍵を握る。

日本の小中高でもSDGsの記述を採用へ

*この続きは「サステナ経営検定(サステナブル経営/CSR検定)3級公式テキスト2023年版」に掲載しています。テキストのご購入はこちら

サステナ経営検定

サステナ経営検定

「サステナ経営検定」は、多くの企業や組織が持続可能(サステナブル)になるために、CSRの意義とメリットを広め、実践してもらうこと、また検定合格者が健全で生産性や競争力が高い社会の実現に貢献することを目指しています。「サステナ経営検定」は、1級~4級まであります。1級試験は秋、2~3級試験は春と秋、4級試験は毎月実施しています。

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