住友理工はこのほど、第7回SDGs学生小論文アワードの受賞者を発表した。脱炭素とDXをテーマに全国の大学生・院生から小論文を募集した。最優秀賞には京都大学大学院修士2年の武井七海さんが輝いた。(オルタナ編集部)

同社では青少年育成の一環として、SDGsやサステナビリティをテーマにした小論文アワードを2014年から開いてきた。今年のテーマは、「グリーンとデジタルを追い風に社会を変える企業とは」。SDGsの目標年まで10年を切った中で、SDGsが定めたゴールを達成するために、「脱炭素」と「DX」をどのように企業は駆使するのか――をテーマに小論文を募集した。

審査委員長の高村ゆかり・東京大学未来ビジョン研究センター教授をはじめとする選考委員会の審査を経て、各賞が決まる。最優秀論文には賞金50万円(1人)、最優秀次席は30万円(1人)が贈られる。

今年の最優秀賞に輝いた武井七海さん(京都大学大学院 農学研究科)は「慈善事業から本業へ―⾧期的な視点をもった持続可能な製造業へ―」というタイトルで執筆した。脱炭素化を促進する制度や潮流を丁寧に説明し、具体的なアクションプランを提案した。

最優秀次席には、林友梨香さん、本庄将武さん、大石菜々子さん(法政大学人間環境学部3年)の「非接触テクノロジーが生み出す社会の未来像」が選ばれた。非接触型ビジネスを行う企業を独自の視点で分析した内容が評価された。

<「第7回SDGs学生小論文アワードby住友理工」各賞受賞者一覧>

■最優秀賞 (賞金50万円)
・武井 七海さん(京都大学大学院 農学研究科修士2年)
慈善事業から本業へ ー⾧期的な視点をもった持続可能な製造業へー

最優秀次席 (賞金30万円)
・林 友梨香さん、本庄 将武さん、大石 菜々子さん(法政大学人間環境学部3年)
非接触テクノロジーが生み出す社会の未来像

優秀賞&審査委員特別賞 (賞金10万円+5万円)
・⾧崎 圭洸さん、石渡 遊山さん、山崎 桃子さん(法政大学人間環境学部3年)
DXインテリジェンスが導くビジネスの未来像 ~「手離れ」ビジネスからの脱却と「手を離さない」ビジネスの創造~

・織田 薫さん(国際基督教大学教養学部3年)
地球にも人にもやさしい農業へ ~未来へつなぐカッコイイ農業~

優秀賞 (10万円)
・加藤 智子さん、布施 友梨佳さん(明治大学政治経済学部3年)
企業運営型部活動の提案 -DX・脱炭素に貢献する新たな実践コミュニティの形成-

・井上 絵里加さん(慶應義塾大学総合政策学部3年)
自己創造的組織 ~社会を変える「生きている」組織をつくる~

・春口 祐太朗さん、釣巻 亜佑梨さん(明治大学政治経済学部3年)
グリーンとデジタルを追い風に社会を変える企業と人材~社会を変える「両利き人材」を育成する「積極的往復切符制度」の普及に向けて~

・佐藤 稜さん(岩手大学農学部3年)
持続的な社会へ向けて 地域分散型社会への転換型構想

・梶原 理樹さん、佐川 弥鈴さん、篠原 早希さん(明治大学政治経済学部3年)
DX・脱炭素に貢献する人材の育成:レンタル移籍制度の提案