海洋プラごみ処理は援助欠如が課題、環境省報告書

環境省はこのほど、G20海洋プラスチックごみ対策実施枠組に基づく「第3次G20海洋プラスチックごみ対策報告書」の最終版を公表した。国別行動計画の策定や法規制の整備が各国で進んでいる一方、課題としてデータ収集、リサイクルシステムの改善、廃棄物処理や技術革新への経済的援助の欠如が明らかになった。(オルタナ総研フェロー=室井孝之)

第3次G20海洋プラスチックごみ対策報告書表紙
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室井 孝之 (オルタナ総研フェロー)

42年勤務したアミノ酸・食品メーカーでは、CSR・人事・労務・総務・監査・物流・広報・法人運営などに従事。CSRでは、組織浸透、DJSIなどのESG投資指標や東北復興応援を担当した。2014年、日本食品業界初のダウ・ジョーンズ・ワールド・インデックス選定時にはプロジェクト・リーダーを務めた。2017年12月から現職。オルタナ総研では、サステナビリティ全般のコンサルティングを担当。オルタナ・オンラインへの提稿にも努めている。執筆記事一覧

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キーワード: #SDGs

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