環境省「ごみ排出量9年連続減少」

環境省はこのほど、2009年度に家庭や企業から出た一般廃棄物の総排出量が前年度比3.9%減の4625万トンになったと発表した。減少は9年連続で、同省はリサイクル意識の向上による成果と分析している。

1人の1日当たりの排出量は3.8%減の994グラム。人口別で見ると、最少は50万人以上で松山市の851グラム、10万人以上50万人未満では東京都小金井市の689グラム、10万人未満では奈良県野迫川村の212グラムだった。

廃棄物のリサイクル率は前年度より0.2ポイント増え20.5%。人口50万人以上で最高は北九州市の29.0%、10万人以上50万人未満では岡山県倉敷市の47.8%、10万人未満では鹿児島県大崎町の80.2%だった。また排出量の減少で、最終処分場が満杯になるまでの残り期間は0.7年延びて18.7年と推計した。(オルタナ編集部=石井孝明)2011年3月8日

環境省プレスリリース

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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