第23回 SBLセミナー

オルタナは6月30日(木)16:30~18:00、「第23回SBLセミナー」を開催します。どなたでも参加できます。ゲストにはFTSE Russell アジア・パシフィックの ESG 責任者を務めた岸上有沙氏を迎え、人的資本開示の潮流や注目が集まるメンタルヘルス対応について解説してもらいます。

*SBL会員(月額990円)へのご登録はこちらから。本セミナーはSBL会員は無料でご参加いただけます。SBL会員でない方は990円でご参加いただけます。このページ巻末からお申し込みください。

英国ではESG投資の一環として、従業員の「メンタルヘルス」に着目する動きが起きています。英国の運用機関CCLAは5月26日、「CCLA Corporate Mental Health Benchmark UK 100」を発表しました。従業員のメンタルヘルスへの対応に特化した投資家目線のベンチマークです。CCLAは2019年から企業の従業員のメンタルヘルスへの取り組みに問題意識を持ち、企業との対話を行っていました。

英国では2017年に「Thriving at Work」と題したレポートを公表し、年間30万人以上の従業員が精神的な理由で離職していることが明らかになりました。このレポートがきっかけで英国内で従業員へのメンタルヘルス対応の重要度が議論されるようになりました。CCLAがベンチマークを発表した背景にはこの動きがあります。

英国の民間セクターがメンタルヘルス対応に費やす費用は2020年~21年で430~460億ポンド(約7兆円~7.5兆円)と推定されています。1ポンドに対するROI(投資利益率)は5.3ポンド(863.95円)と推定されており、投資家は興味を持っています。

英国100社の調査を実施したCCLA Corporate Mental Health Benchmark UK 100の公表を受け、企業のメンタルヘルスへの取り組みを促す投資家宣言「Global Investor Statement on Workplace Mental Health」への賛同機関を募っています。10月には日本企業も含めたGlobal100社を対象としたベンチマーク調査の結果を公開する予定です。

SBLセミナーではCCLAがベンチマークを発表した意図や経緯について、ESG投資とサステナブル・ファイナンスに詳しい岸上有沙氏に解説してもらいます。岸上氏はFTSE Russell アジア・パシフィックの ESG 責任者として、環境、社会、ガバナンス(ESG)を考慮した企業・投資行動への理解促進に従事してきました。

2019 年 4 月から En-CycleS (Engagement Cycle for Sustainability)という自らのイニシアティブのもと、ESG 投資やサステナビリティに関連した行動と発信の促進に携わっています。日本サステナブル投資フォーラム(JSIF)理事、クロノス・サステナビリティ社でのアジア環太平洋地域スペシャリスト、金融庁サステナブル・ファイナンス有識者会議メンバーなどの委員、narrative-esg.comのESG Navigatorなどを務めています。

とき:2022年6月30日 (木) 16:30~18:00@ZOOM
講師:岸上 有沙氏
参加費一般参加(990円)/SBL会員(無料)
*岸上氏が書いたコラム「英国、従業員のメンタルヘルス対応も投資判断の指標に」

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