英国、従業員のメンタルヘルスも投資判断の指標に

英国ではESG投資の一環として、従業員の「メンタルヘルス」に着目する動きが起きている。同国では年間30万人以上が精神的な理由で離職しており、企業の従業員へのメンタルヘルス対応に関心を持つ投資家が増えている。ESG投資とサステナブル・ファイナンスに詳しい岸上有沙氏に寄稿してもらった。

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岸上 有沙

2019年4月よりEn-CycleS (Engagement Cycle for Sustainability)という自らのイニシアチブの元、各種講演のほか、Responsible Investor でのコラム執筆、J-SIF運営委員、AIGCCワーキンググループ等を通じて、ESG投資やサステナビリティに関連した企業・投資家行動とグローバル発信の促進に携わる。2007年よりESGとサステナブル投資に従事し、ロンドンでの勤務を経て2015年より東京に異動。FTSE Russellのアジア環太平洋地域のESG責任者として、企業との対話(エンゲージメント)、ESGインデックスやレーティングの開発と管理、及び機関投資家のスチュワードシップ活動の実行に関するサポートを務めた。慶応義塾大学 総合政策学部卒、オックスフォード大学にてアフリカ学の修士号取得。執筆記事一覧

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