生物多様性COP15「3歩前進2歩後退」最終会合へ

生物多様性保全の新たな国際目標策定を目指して、6月下旬にケニア・ナイロビで開かれた会合に参加した日本の参加者が7月26日、オンラインで報告会を開いた。3月のスイス・ジュネーブでの会合で「バラバラに3歩進んだ」議論が、「2歩下がって歩み寄った」という見方も。全体に膠着状態だが、日本の若者2人が現地で議論に加わるなどの成果もあり、12月のカナダでの最終会合に期待を寄せた。(オルタナ編集委員・関口威人)

ケニア・ナイロビで開かれたCOP15作業部会の様子(道家哲平さん提供)
sekiguchitaketo

関口 威人(オルタナ編集委員)

中日新聞記者を経て2008年からフリー。名古屋を拠点に防災、環境、経済、地方自治、科学技術などをテーマに走り回る。一般社団法人なごやメディア研究会(なメ研)代表理事、サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」編集委員、日本環境ジャーナリストの会(JFEJ)正会員、NPO法人「震災リゲイン」理事。

執筆記事一覧
キーワード: #生物多様性

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..