記事のポイント
①ヤングケアラーとは18歳未満で親やきょうだいの世話をする若者を指す
②厚労省の調査では学校では1クラスに1~2人いることが明らかになっている
③「相談してもどうにもならない」と思い込み、相談することを諦めてしまう
【対談】プロシューマーを巡る(2)
18歳未満で親やきょうだいの世話をするヤングケアラーを支援するには何から始めたらいいのか。厚労省の調査では学校では1クラスに1~2人いることが明らかになっているが、課題は「孤立感」だ。「相談してもどうにもならない」と思い込み、友人や先生らに相談することを自ら諦めてしまう。(オルタナS編集長=池田 真隆)
一般社団法人ヤングケアラー協会はヤングケアラーのためのLINEの相談窓口を立ち上げようとしてる。同協会を立ち上げた宮崎成悟さんは「助けてというSOSの声をいつでも拾える仕組みが必要」と強調する。