相談してもどうにもならない、ヤングケアラーの悩み

記事のポイント
①ヤングケアラーとは18歳未満で親やきょうだいの世話をする若者を指す
②厚労省の調査では学校では1クラスに1~2人いることが明らかになっている
③「相談してもどうにもならない」と思い込み、相談することを諦めてしまう

【対談】プロシューマーを巡る(2)

18歳未満で親やきょうだいの世話をするヤングケアラーを支援するには何から始めたらいいのか。厚労省の調査では学校では1クラスに1~2人いることが明らかになっているが、課題は「孤立感」だ。「相談してもどうにもならない」と思い込み、友人や先生らに相談することを自ら諦めてしまう。(オルタナS編集長=池田 真隆)

一般社団法人ヤングケアラー協会はヤングケアラーのためのLINEの相談窓口を立ち上げようとしてる。同協会を立ち上げた宮崎成悟さんは「助けてというSOSの声をいつでも拾える仕組みが必要」と強調する。

ヤングケアラー協会を立ち上げた宮崎さん(左)と吉井理比古さん
M.Ikeda

池田 真隆 (オルタナS編集長)

株式会社オルタナ取締役、オルタナS編集長 1989年東京都生まれ。立教大学文学部卒業。 環境省「中小企業の環境経営のあり方検討会」委員、農林水産省「2027年国際園芸博覧会政府出展検討会」委員、「エコアクション21」オブザイヤー審査員、社会福祉HERO’S TOKYO 最終審査員、Jリーグ「シャレン!」審査委員など。

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キーワード: #SDGs

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