環境NGO、「水素・アンモニアは脱炭素にならない」と警鐘

記事のポイント


  1. 環境NGOのFoE Japanは、水素・アンモニア発電で4つの問題点を指摘
  2. 4つの問題点は「化石燃料の利用」「コスト」「石炭火力の温存」「国際的状況」
  3. 政府がアンモニアを「脱炭素」の一環にしていることに、疑問を投げかけた


国際環境NGO のFoE Japanが、日本政府が進めようとしている水素・アンモニア火力発電は「脱炭素にならない」と警鐘を鳴らしている。水素・アンモニアの脱炭素についてはかねてから、複数のNGOや市民団体から疑問の声が上がっていた。FoE Japanはまずは、エネルギー政策を担う国会議員に呼びかける意向だ。(オルタナ副編集長・長濱慎)

水素・アンモニアは化石燃料からつくり、輸入が前提(リーフレットより)
S.Nagahama

長濱 慎(オルタナ副編集長)

都市ガス業界のPR誌で約10年、メイン記者として活動。2022年オルタナ編集部に。環境、エネルギー、人権、SDGsなど、取材ジャンルを広げてサステナブルな社会の実現に向けた情報発信を行う。プライベートでは日本の刑事司法に関心を持ち、冤罪事件の支援活動に取り組む。

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キーワード: #脱炭素

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