記事のポイント
- 環境省が次期生物多様性国家戦略案を公表した
- 2030年のネイチャーポジティブ実現へ目標や今後の取り組みを整理した
- サプライチェーン対応など国内企業の取り組み推進も盛り込む
環境省は30日、「次期生物多様性国家戦略(案)」を公表した。昨年12月のCOP15で採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」に沿って、2030年までのミッションとして「ネイチャーポジティブ(自然再興)」の実現を掲げた。5つの基本戦略を掲げ、各基本戦略ごとに15の「あるべき姿(状態目標)」、25の「なすべき行動(行動目標)」などを示した。企業にはサプライチェーン対応などの取り組み推進も促す。(オルタナ編集部・萩原 哲郎)