記事のポイント
- 自然環境の再生を意味する「リジェネラティブ」という考え方に注目が集まる
- リジェネラティブ農業は、普及すれば環境に与えるインパクトは大きい
- ネスレは2030年までに約1400億円を投じて、移行を加速する
持続可能な社会を目指す中、持続させるだけでなく、自然環境をより良い状態へ再生させる「リジェネラティブ」という考え方に注目が集まっている。なかでも良質な土壌をつくりだすことで、CO2削減に寄与するリジェネラティブ(環境再生型)農業は、普及すれば環境に与えるインパクトも大きい。この取り組みを先行するネスレは2030年までに約1400億円を投じて、リジェネラティブ農業への移行を加速する。(伊藤 恵)