米で反LGBTQ法が75本に、人権団体が「緊急事態宣言」

記事のポイント


  1. LGBTQの米人権団体設立以降初めて「緊急事態宣言」を行った
  2. 全米各地で反LGBTQ法案が相次いで成立し、その数は75以上に上る
  3. 米ターゲットは、脅迫を受けて、LGBTQ関連商品を撤去した例も

LGBTQの米人権団体「ヒューマン・ライツ・キャンペーン」(HRC)は6月6日、1980年の設立以降初めて「緊急事態宣言」を行った。全米各地で反LGBTQ法案が相次いで成立し、その数は75以上に上る。米小売り大手ターゲットは、脅迫を受けて、一部店舗でLGBTQ関連商品を撤去するなど、バックラッシュ(揺り戻し)が起きているようだ。(オルタナ副編集長=吉田広子)

2020年から反LGBTQ法が増加し、2023年に急増した(出典:HRCの報告書「LGBTQ+ Americans Under Attack」から)
2020年から反LGBTQ法が増加し、2023年に急増した(出典:HRCの報告書「LGBTQ+ Americans Under Attack」から)
yoshida

吉田 広子(オルタナ副編集長)

大学卒業後、米国オレゴン大学に1年間留学(ジャーナリズム)。日本に帰国後の2007年10月、株式会社オルタナ入社。2011年~副編集長。執筆記事一覧

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キーワード: #ビジネスと人権

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