記事のポイント
- LGBTQの米人権団体設立以降初めて「緊急事態宣言」を行った
- 全米各地で反LGBTQ法案が相次いで成立し、その数は75以上に上る
- 米ターゲットは、脅迫を受けて、LGBTQ関連商品を撤去した例も
LGBTQの米人権団体「ヒューマン・ライツ・キャンペーン」(HRC)は6月6日、1980年の設立以降初めて「緊急事態宣言」を行った。全米各地で反LGBTQ法案が相次いで成立し、その数は75以上に上る。米小売り大手ターゲットは、脅迫を受けて、一部店舗でLGBTQ関連商品を撤去するなど、バックラッシュ(揺り戻し)が起きているようだ。(オルタナ副編集長=吉田広子)