アストラゼネカが植林に4億ドル、「残余排出量」を除去へ

記事のポイント


  1. 製薬大手の英アストラゼネカは2030年までに植林活動に4億ドルを投資する
  2. 温室効果ガスの排出が避けられない「残余排出量」の除去をめざす
  3. 大規模な植林で気候変動への対応と同時に生物多様性の保全に取り組む

製薬大手の英アストラゼネカはこのほど、2030年までに植林活動に4億ドルを投資すると発表した。植林によって、温室効果ガス(GHG)の排出が避けられない「残余排出量」の除去を目指す。残余排出量を除去するには、カーボンクレジットを購入してオフセットする企業が多いなか、同社は大規模な植林によって気候変動への対応と生物多様性の保全を狙う。(オルタナS編集長=池田 真隆)

製薬大手の英アストラゼネカは、大規模な植林によって、約30年間で3000万トンのGHGを除去する見込み(画像はイメージ)
M.Ikeda

池田 真隆 (オルタナS編集長)

株式会社オルタナ取締役、オルタナS編集長 1989年東京都生まれ。立教大学文学部卒業。 環境省「中小企業の環境経営のあり方検討会」委員、農林水産省「2027年国際園芸博覧会政府出展検討会」委員、「エコアクション21」オブザイヤー審査員、社会福祉HERO’S TOKYO 最終審査員、Jリーグ「シャレン!」審査委員など。

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キーワード: #脱炭素

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