記事のポイント
- 製薬大手の英アストラゼネカは2030年までに植林活動に4億ドルを投資する
- 温室効果ガスの排出が避けられない「残余排出量」の除去をめざす
- 大規模な植林で気候変動への対応と同時に生物多様性の保全に取り組む
製薬大手の英アストラゼネカはこのほど、2030年までに植林活動に4億ドルを投資すると発表した。植林によって、温室効果ガス(GHG)の排出が避けられない「残余排出量」の除去を目指す。残余排出量を除去するには、カーボンクレジットを購入してオフセットする企業が多いなか、同社は大規模な植林によって気候変動への対応と生物多様性の保全を狙う。(オルタナS編集長=池田 真隆)