高島屋がテーブル・フォー・ツーと寄付つき商品販売へ

日本橋高島屋内レストラン、惣菜店計18店舗でも6月6日から6月19日まで、TFTの対象となるオリジナルメニューを販売する

高島屋は世界の食料問題の解決に取り組むNPO法人テーブル・フォー・ツー(TFT、東京・港)と連携し、6月6日から、カレーや野菜ジュース、雑穀ごはんなど5品目を寄付つき商品として売り出す。

対象となる商品を購入すると、商品価格の3%が寄付となり、アフリカで飢餓に苦しむアフリカの子どもたちの学校給食費に充てられる。

これは、「営業活動を通じて、社会責任を果たす」というメッセージを掲げる高島屋のCSR活動の一環。高島屋は、2009年1月に新宿店舗の社員食堂で、TFTの取り組みを導入。2011年9 月からは、全20店舗の社員食堂にその活動を広げた。

食堂では、1カ月に4回TFTメニューを設定。2012年4月までに、合計で約124万円、学校給食数にすると約6万食相当の寄付を実施してきた。

今回の取り組みは「社員食堂だけでなく、本業でも寄付つき商品を販売したい」と社員から声が挙がり実現した。

高島屋の広報担当者は、「売り上げ目標は特に設けていない。できるだけ大勢のお客様に利用していただけるよう、在庫を切らさないよう対応したい」と話している。(オルタナ編集部=赤坂祥彦)

 

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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