記事のポイント
- アルゼンチンアリなど生物多様性を脅かす特定外来生物の侵略が懸念される
- 有害生物防除のパイオニアであるイカリ消毒は専門的知見を生かした防除対策を進める
- 特定外来生物を防除することで地域本来の生態系を再生させたい考えだ
アルゼンチンアリやヒアリといった生物多様性を脅かす特定外来生物や、デング熱を媒介するカ(蚊)の分布が日本で広がっている。有害生物防除のパイオニアであるイカリ消毒(東京・渋谷)は、専門的知見やノウハウを生かした防除対策を進める。特定外来生物を防除することで、地域本来の生態系を再生させたい考えだ。感染症予防にも貢献する。
■増加する「侵略的外来種」に危機感高まる