オルタナ総研統合報告書レビュー(25): 大日本印刷

記事のポイント


  1. DNPは2月、PBR1.0倍超の実現を目指す経営方針公表
  2. 統合報告書では、「事業戦略」「財務戦略」「非財務戦略」を示す
  3. 注力事業領域の開示拡充を通じ、PBR1.0倍超の早期実現達成を強調

大日本印刷は今年2月9日、「DNPグループの経営の基本方針」として「持続的な事業価値・株主価値の創出を行い、ROE10%を目標に掲げ、PBR1.0倍超の早期実現を目指す」と公表しました。8月に発行された「DNPグループ統合報告書2023」では、「注力事業領域について開示を拡充し、PBR1.0倍超の早期実現を達成する」と強調されています。(オルタナ総研フェロー=室井孝之)

DNPグループ統合報告書
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室井 孝之 (オルタナ総研フェロー)

42年勤務したアミノ酸・食品メーカーでは、CSR・人事・労務・総務・監査・物流・広報・法人運営などに従事。CSRでは、組織浸透、DJSIなどのESG投資指標や東北復興応援を担当した。2014年、日本食品業界初のダウ・ジョーンズ・ワールド・インデックス選定時にはプロジェクト・リーダーを務めた。2017年12月から現職。オルタナ総研では、サステナビリティ全般のコンサルティングを担当。オルタナ・オンラインへの提稿にも努めている。執筆記事一覧

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キーワード: #サステナビリティ

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