大丸松坂屋のファッションサブスク、期間限定店舗をオープン

記事のポイント


  1. 大丸松坂屋が日本橋に期間限定店舗を出店している
  2. 同社運営のファッションサブスク初のリアル店舗だ
  3. ワークショップなど参加型コンテンツの充実で会員数増加も

大丸松坂屋百貨店が運営するファッションサブスク 「AnotherADdress(アナザーアドレス)」 がリアル店舗「AnotherADdress TOKYO」を東京・日本橋で6月15日までの期間限定で出店している。店頭には常時800着が並ぶ。スタイリストに相談しながら衣服や小物を選べるほか、体験型コンテンツを充実させ、会員数を伸ばしている。(エシカルライター=宮野かがり)

リアル店舗はかねてからのユーザーからの希望で実現した

アナザーアドレスでは立ち上げの2021年から、アパレル業界の抱える大量生産・大量消費に対し百貨店の強みを生かしたブランド展開を武器に循環型ファッション移行へのアプローチを続けてきた。

衣類は人の手で一つずつ修繕やリメイクを繰り返しながらレンタルされ、シェアリングの役目を終えた後も再資源化やアップサイクルの取り組みがなされている。

4月には、店頭のラウンジスペースで、レンタルの役目を終えたセーターを糸に戻しニットフラワーを編むワークショップを開催した。参加者はニットをほどき、ニットフラワーを制作する過程を通じアパレルの生産背景を学んだ。

廃棄ニットを毛糸に戻し、福祉施設と連携したものづくりやアップサイクルのニット製品の販売、ワークショップ、アート活動を行う「みんなのニット共和国」によるワークショップ
廃棄ニットからお花が生まれた

同サービスの会員数は現在39万人。既存客による口コミ経由の来店やイベント参加を間口として、店舗開始前の1月と比較して有料会員獲得数は対前月190%超えとなるなどその数を増やしている。

衣服は買うモノから借りるモノへーー。サーキュラーファッションを先導するモデルとなることが期待される。

miyano

宮野 かがり(エシカルライター)

フリーのライター/エシカル・コンシェルジュ。学生時代、100本以上のドキュメンタリー映画を通し世界各国の社会問題を知る。事務職を経て独立後、エシカル・サステナブルライターとして活動。都会からはじめるエシカル&ゆるべジ生活を実践。

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