日本の「CSR経営元年」から10年――『日本CSRのDNA』は、いかに形成され、どう変貌するのか

川村 雅彦氏

ニッセイ基礎研究所保険研究部門の川村雅彦上席主任研究員は、基礎研レポート「日本の『CSR経営元年』から10年」を発表した。本レポートでは、日本のCSR形成の概観から始まり、2000年代の日本のCSRを分析、そしてISO26000 と統合報告という二つの世界標準の登場で、日本企業がこれまでの発想とは異なる新しいCSR経営に取り組む必要性について論じている。

◆内容
1) 日本CSRのDNAは、いかに形成されたのか?
2) 模索する日本CSR:これまでの10年
3) CSR概念の世界的な統一に向けた動き
4) これからの日本CSRの方向性:世界標準との整合性

◆要約
1. 筆者はニッセイ基礎研REPORT2003年7月号に「2003年は日本の『CSR経営元年』」を執筆した。それから10年経とうとする現在、1956年の経済同友会決議「経営者の社会的責任の自覚と実践」を起点とする日本CSRは、60年近い歴史の中で最も大きな転換期を迎えようとしている。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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