「サステナビリティ投資」で日本企業6社が最高評価

スイスの投資会社、ロベコSAMがこのほど発表した年次報告書で、日本企業6社がサステナビリティ(持続可能性)への取り組みに関する最高評価を獲得した。同社は「企業は自社のサステナビリティへの取り組みがもたらす財務上のプラスの効果をきちんと報告、開示することが重要だ」としている。(オルタナ編集部)

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ロベコSAMは、環境や社会などへの配慮を重視する「サステナビリティ投資」に特化した会社。同社が発表する「サステナビリティ・イヤーブック」は、企業のサステナビリティへの取り組み実績を毎年評価するもので、業種ごとに上位15%の企業を掲載。2016年版では世界464社が掲載され、日本企業はこの内の48社だった。

最高評価は「インダストリー・リーダー」と呼ばれ、日本企業ではベネッセ、富士フイルム、富士通、伊藤忠商事、花王、積水化学が獲得。報告書は英語版がウェブで公開されており、日本語版も2月中に発刊予定だ。

ロベコSAMサステナビリティ・イヤーブック(英語サイト)

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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