EUの有機農地面積増、2015年は過去6年間で最大

ブルガリアでは助成金を出し、有機農業を促進している Image credit:Iain Moss
ブルガリアでは助成金を出し、有機農業を促進している Image credit:Iain Moss

EU(欧州連合)で2015年に増加した有機農地面積が、2010年以降の増加面積の4割を占める約84万ヘクタールと、最大の年間増加面積だったことが分かった。2016年10月25日、EUが発表した。14年比で59%増と大きく増加したのは、ブルガリア、ギリシャだった。EUの総面積に占める割合が多いのは、スペイン、イタリア、フランスだった。(羽生 のり子)

2010年と比べると、2015年はイギリス(29%減)とオランダ(4%減)を除き、全加盟国で有機面積が増えた。スペイン、イタリア、フランス、ドイツの4か国が、EU有機総面積の半分以上(52.8%)を占めた

2010年から15年のあいだに一番有機面積が増えたのは、クロアチア(376.9%)とブルガリア(362.2%)だった。この2国はオーガニック新興国だ。特にブルガリアでは、2014年に比べ2015年は59.5%増と、最近の増加が著しい。その次は59%のギリシャだ。

続きは「サステナブル・ブランド ジャパン」サイトへ

editor

オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

執筆記事一覧
キーワード: #CSR

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..