イノベーションは「ゴミ処理」から

三輪 昭子
任意団体)エシカルインスティテュートなごや副代表
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しかし、やすやすとゴミ箱は見つからないのです。ゴミをどうすべきかというストレスが溜まりますが、とりあえず自宅に持ち帰ることになるのです。

私はNYの街が好きで何度か旅行に出かけたことがあります。しかし、街中を歩いている時にゴミを捨てる場所に困ったことはありません。ほぼ交差点ごとにゴミ箱が見つかるので、気づくたびに小さなゴミを捨てることができる環境にあるのです。

普段の生活の中で、たまたまゴミを捨てたいと思った時、自宅以外の場所では困ることが多いと思います。そんな経験を読者の皆さんはお持ちではないでしょうか。

ゴミ処理の問題は、まちづくりの中で欠かせない課題です。去る2年前(2015年7月)のオルタナ企画の米国視察旅行(シアトル・ポートランド)では、廃棄物処理や、リサイクルを行う企業の取り組み、また行政の役割と取り組みについて知り、考える機会を得ました。快適な市民生活を送れるようなコミュニティづくりには、ゴミ廃棄とゴミ処理の問題は避けられないものです。

そして、先進国であろうと途上国であろうと関係なく存在するものなのです。行政がゴミ回収の制度を持たない国では、深刻な問題となっているはずです。

ゴミ処理方法の夜明けが到来するか

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三輪 昭子
任意団体)エシカルインスティテュートなごや副代表
愛知教育大学大学院修了(教育学修士)。愛知学泉大学現代マネジメント学部准教授を経て、現在は愛知大学の国際問題研究所の客員研究員、名古屋女子大学、名城大学、日本福祉大学、静岡英和学院大学で非常勤講師を兼務。名古屋地区を中心にエシカル消費、SDGsなどの普及、啓発活動を行なっている。NPO法人フェアトレード名古屋ネットワーク(FTNN)理事、東海SDGsプラットフォーム創設メンバー。著書に、『映画で地球を読むー地球市民のための教養講座』黎明書房から2009年発行。2019年5月に新著『身近でできるSDGsエシカル消費』全3巻(さ・え・ら書房)が発行。

2017年3月17日(金)14:12

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