フィンランド、循環経済への取り組みが主流に

このエントリーをはてなブックマークに追加

Sustainablebrands.comから翻訳・転載] フィンランドは循環経済の旗手として、国際的な地位を築いている。グローバル企業も参加して、意欲的なプロジェクトが目立つ。特徴は「廃棄物の有効利用」だ。現在、木材パルプとドーナツを揚げた後の廃油の再利用に注目が集まっている。 (編集・翻訳:笈川一(おいかわ・はじめ))

フィンランドの製紙・木材製品の総合林産企業UPMは、環境への意欲的な取り組みで国際的な注目を集めている。同社は、持続可能性(サステナビリティ)への優れた取り組みを行うグローバル企業を認定する「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」において、世界の製紙会社の中で唯一選ばれた。国連「グローバル・コンパクトLEAD」のリーダーシップ・プラットフォームに招待されたのも、森林業界では他に例がない。このたびUPMは、紙やパルプ、合板を製造する際に出る廃棄物や残りカスを有効活用するプロジェクトを立ち上げた。

カウカスのバイオ精製所で、紙パルプを作る際に出る残りカスをバイオディーゼル「UPM BioVerno」に精製する。「UPM BioVerno」はあらゆるディーゼルエンジンに使用可能で、同精製所の年産能力は1億2000万リットルに達するという。UPMによれば、「UPM BioVerno」は二酸化炭素の排出量を最大80%削減する。

UPMの目標は、製造過程で出る廃棄物をくまなく再利用することである。この目標を本国フィンランドの工場で数年以内に、海外支社では2030年までに達成することを目指している。すでに廃棄物の約90%はリサイクルされるという。

続きは「サステナブル・ブランド ジャパン」サイトへ

2017年6月16日(金)21:26

alternaショップ
ページの先頭に戻る↑