ニート・フリーターも積極採用――あるIT企業の「5大採用」とは

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――若い社会企業家をもっと世に出すためにはどうすれば良いでしょうか。

残念なことに、そういうやる気のある若者でも、社会がきちんと見てくれていません。社会は、彼らに対して、昔話をするわけです。競争社会で行けとか。

だから、やる気のある若者たちも「ちょっと違うな」って思ってしまう。

――大人たちは、「お前ら社会貢献と言う前に、金を稼ぐことをまず覚えろ」としか言えないのです。

僕も、それは逆だと思います。お金を稼いでから社会貢献するのは逆だと思いますよ。僕はいつも言っているのは、まず目的ありきだと。僕は「5大採用」をするために会社があって、「5大採用」をするために、継続するために、サステナブルにするために利益を上げなければいけない。

だから僕たちは「5大採用」を通じて、彼らのやりがいを見つける。やりがいを見つけるためには、現場に行って何度も話さなければならない。だから僕は親とも話します。まず、ここの段階のステップが抜けているわけです。

何より大事なのは、「自分たちの強みを社会に認めさせて、良い待遇を勝ち取る」ことです。それは金儲けではありません。

事業をサステナブルにするために、彼らの強みを引き出して、社会に健常者と変わらなく評価してもらう。

お金儲けしてからの社会貢献ではなくて。お金儲けというと、結局引き算ですよ。僕が言っているのは、足し算ですから。

――渡邉さんにとってのゴールは何ですか。

特例子会社・アイエスエフネットハーモニーの社員たち(東京・中野)


全世界に5大採用を広めることですね。まず、日本では、5大採用は一応10年で達成しました。実はこれはすごいことだなと、みんなに後から言われましたが、僕は気が付いていませんでした。

――すでに海外にも進出されているそうですね。

韓国や中国でもやっています。障がい者福祉団体と会って話を進めています。私は「5大採用」を「日本発、世界へ」にしたいのです。日本が主導権を取りたい。日本は精神性が高い国ですから。

――その他の地域はどうですか。

今年2010年、インド・ベトナム・マレーシアに出します。来年、フィリピンとタイにも出します。

――上場される予定はありますか。

そうですね、2014年ぐらいに。もう準備は始めています。

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2010年9月3日(金)10:32

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